距離はかなり遠い、でもメールをほぼ毎日していました。
私より1個上の人でした。
野球がうまくて、とても誠実。
いい人でした。
ある日、普通にメールをしていると
「ぴかは俺と付き合ったらほかの男とメールしない?」
と聞かれました。
彼はほかの女の子とはメールを一切していなく、私はたまに用があってほかの人にメールを打つ程度でした。
私は「もちろん」と返すと
「ほかの男と好きな女がメールしてるのつらいよ」
と言われ、彼以外とはまったく連絡をとらないようにしました。
それから何ヶ月かたって、彼は就職も決まり、教習所に通うようになり、家に電波がないため連絡を全くといっていいほど取れなくなりました。
そんな状態が続いたある日、
「付き合うのやめよう?」
と言われました。
胸に針が刺さった感じ。
以前から
「あのさ、ぴか俺と付き合おうか?」
と言われていました。
でも私は就職の事とか、これから忙しくなるから今はまだやめようと言う事にしておいたのです。
彼のことは好きだったけど、忙しくなって彼をおろそかにしてしまいそうだったのでこの返事をしました。
それから1ヶ月たらずでこれを言われました。
今更、やっぱり付き合いたいなんてムシのいいことは言えません。
彼はそぉゆう適当な事が嫌いだったからです。
しかたなく、
「わかった。」
と返事を出しました。
涙が出てきました。
自分が出した答えとはいえ、彼の存在が大きくなりすぎていたとは思いもよりませんでした。