脳で感じるセックス

セックス時に働く脳としては「爬虫類的脳」と呼ばれる大脳旧皮膚が知られていますが、いま注目されているのは、目の奥に位置している豆粒大の「視床下部」という部位です。

ここは空腹、渇き、闘争本能などとともにセックスやペニスの働きにも強く影響を与えています。

いわば”脳の中の脳”ともいえる重要な部位なのです。

男女のセックスや快楽に深く関連する器官だと注目されたことから、精神外科医は強姦魔などの性的衝動を抑えるために、意図的にこの視床下部を傷つける手術を行ったこともありました。

空腹や闘争本能などの生命の危険に働く”脳の中の脳”がセックス時に作用するということは、セックスは極めて本能的な行為と言えるだろう。

セックス時の作用について頭の脳だけが注目されているわけではない、他にも脳のような働きをする部位がある。

脳神経と脊髄神経が切断された場合、オルガズムは脳に伝達されないと信じてきました。

だからそうした人達はセックスによる快感を得ることは出来ないと思われてきたのです。

でも、この「腸と脳」の働きにより脳神経と脊髄が切断された人でも、オルガズムを味わえる可能性があると判明してきました。

「腸と脳」の働きについては実は人類は経験的に知っていたと言えるでしょう。

たとえば人が恋をするとお腹がいたくなったりモゾモゾしたりします。

この状態を英語でバタフライ(お腹の中の蝶が舞う}と表現しますが、これがお腹にあるもうひとつの”脳”の働きによる感覚というわけなのです。

セックスの行為とその喜びの全てをつかさどっているのは脳です。

即物的な性交とオルガズムのみのセックスと考えるのではなく、キスをしお互いに触れ合いなど脳に性的な喜びを与える行為もセックスといえます。

老人でもあるいは下半身不随の女性でもセックスをエンジョイするとこができます。

そのことは私の本でも実証しています。

快楽は脳で感じるのであり挿入という行為だけがセックスではないのだということをしっかり理解して欲しいのです。