更年期障害

女性は40歳を過ぎるあたりから排卵機能が衰え、エストロゲンの分泌量が減ってくる。

月々の生理でもそうであるように、自律神経を安定させ、脳や骨などのも作用しているエストロゲンが減少することは、女性の体と精神にさまざまなトラブルを生じさせます。

45~55歳の間に襲ってくる更年期障害は、かつて「気の病」といわれてたように、気持ちが沈みこみ・何事にも意欲がうせてしまうのが特徴です。

うつ病にもなりやすくなり、ひどい人はパニック障害まで起こすといい、当然のイライラにも悩まされます。

何でもないのにヒステリーを起こし、ちょっとしたことにも過剰に反応を示すなど、情動のリアクションが激しくなったりします。

特に深刻なのが倦怠感で、まるで2日酔いのように体がだるくて起きあがることすら出来なくなる。

それが毎日続くわけですから本人も辛いのです。

更年期障害の女性の対処方法

1.女性にとって40歳~50歳が、肉体的・精神的には激変の時期であることを理解してあげる事。

気分の沈みこみや 意欲の喪失には個人差がありますが、原因はホルモン量の変化であって、決してその人の性格や人格とは関係ありません。

男はとかく「おまえの性格が前向きじゃないからだ」とか「もっと積極的になれ」などど言ってしまいがち ですがこれは絶対にいけません。

本人にはどうする事も出来ないし、責任もないのだという事を理解してあげるのが第一歩です。

2.ともに「老いていく」という意識を持つこと

「おまえだけじゃなくて俺も老いていくんだ」ということを言葉に出して伝える事です。

この時期が夫婦の距離が最も開く時期ですが、それは同時に、退職後に夫婦2人の時間が増えたあとの生活をうまく送る為の絶好の準備期間ともいえるわけです。

ここで2人の関係を深めておくことができるかどうかが、老後の生活が円滑なものになるかどうかの別れ道だということを、肝に銘じてください。

3.妻に意欲が戻ってきたら、生きがいを見つけるのを手伝ってあげる

一番つらい時期をやり過ごせば、再び意欲がみなぎってきます。

以前の趣味に戻るのもよし、何か新しい事を始めるのもよし、何かやりたい事を言い出したら、多少突飛なことであっても積極的に応援してあげて下さい。

夫の趣味に引き込んで、共通の楽しみにするのも効果的です。